2017-01-01から1年間の記事一覧
// 妻から衝撃的なカミングアウトを聞いた。カカオには二部がある、ということである。ふふっ、ジョジョっぽい。 ことの発端はパンに練り込まれているレーズンやらチーズの異物感についてはなしているときだった。妻は、 「あたし、その異物感が好き!」 と…
スレイベルが凛と響くと、やはり高音域というのは「ぬけ」て聴こえるのだなァと体感する。爪きりの音やライターの発火音というのは、どんなかまびすしい空気の振動のなかでも、靴の中の小石のように存在を発揮する。 三歳児のクリスマスプレゼントにいくつか…
アップルミュージックは使いにくいのだけれど、いまさら他のストリーミングサービスに登録するのが億劫だな、とおもってしまうのは、じつは平行してアマゾンプライムミュージックもアプリに入れているのに、そちらの操作性も使い難く、ってゆーかアップルミ…
// サントリーという会社が「やさしい麦茶」を発明して爾来、拙宅ではこの麦茶を愛飲している。その他企業の麦茶には麦茶とくゆうの「とげとげしさ」があるのだが、やさしい麦茶にはない。やさしい。 2リッターのペットボトルで購入している。それを調理場…
昨晩。三歳の息子にわたすプレゼントの包装をした。仮面ライダービルドの変身ベルト、その名をビルドドライバーと云う。その包装をした。くるしみうめくような人生のつらさをあじわった。 ビルドドライバーはむろん箱にはいっている。しかしその箱が形状がす…
// おれもM-1の記事をかこうかなぁとおもっていたのだが、いろんな人が書いているのでやめた。流行りにのっかるの厭だな、というふうな生得がある。「控えめに言って最高」とか死んでもつかわない。 それよりもIPPONという番組について書こうかな、とおもう…
さらりとした肌の質感に、ちょこんと突起した鼻頭と唇があどけない。結ばれた瞼には凛としたまつげが植わっており、可憐でありながらアートをかんじる。ゆるやかな丘陵が頬にひろがっていて、額のうえにははらはらとやわらかな前髪が散っている。 ドアから伸…
酩酊し前後不覚、譫妄状態におちいることしばしばあり、まことにもってなさけない。自己にへきえき、鬱になって生きていることが恥ずかしくなる。その一例に謎のスケジュールというものがある。 我が家というか妻と私はタイムツリーというスマートフォン専用…
昨晩。日本放送協会のばんぐみでジョンレノンが特集される、というので妻にビデオにとってもらった。いつまでも録画を「ビデオにとる」といってしまいますね。おそらく息子にいったら「ビデオってなに?」と云われる。ジェネ感じる。 そんなこんなで帰って観…
今日は特別な一日になるってさ。って、なんて好い曲なんでしょう。 この時季になるとペチカがあたまにへばりつく。童謡ではなくモーサムの曲のほうだ。冬の曲なので冬季はたっぷりたのしめるのだが、クリスマスのプレゼントをもとめる人たちで街は色づいてい…
// 昨夜。ナンバーガールを耳に入れていた。アップルミュージックというアプリケイションを起動させると、「FOR YOU」という欄に「SAPPUKEI」が掲示された。なんでや! って十一月三十日はナンバガの解散した日だった。 もともと俺はそんなにナンバーガール…
過日。土曜。トマト公園にて遊戯。すべり台。露に濡れており、滑走不可。しかし息子は敢然とすべる。案の定、つめたい感覚がケツを襲う。陽射しは冬の斜光。空気はひんやりとしているが、陽光はあたたかい。すぐ、乾燥するであろう、とのことで遊戯を続行し…
クリスマスっていいなぁ、と思う。なぜならば、この時季「好い子にせぬとサンタクロースはプレゼントを贈呈してくれぬぞよ」となぞの言語で三歳児の血脈に向けて言及できるからである。彼のモラルに訴えかけ、強制的にものごとの推進を図ることができる。わ…
// ゲスの極み乙女という楽隊のことは聴くきかいがあまりなかった。しかし今朝、なんとなくそういうふうな大衆っぽい曲を聴きたいナァとおもい、アップルミュージックを使役して聴いた。かっこよかった。 一聴すれば、まじりあうアンサンブルの混淆に、ごっ…
サムライジャパン、という単語に「サムライなんだからジャパンが当たり前やろ」とおもうのだが、つまりこれは「カウボーイアメリカ」とか「ピロシキロシア」とか「フラダンスハワイ」とか「電動エレキギター」とか「ラウドロック」とか「緊急レスキュー」み…
息子の三歳になるやつが、「私が仮面ライダーとなりて悪をほろぼす」とか云う。云うようになったもんだ。頃日はヒーロー系のものごとにこだわりだしており、脳の変化をかんじる。 げんざいキュウレンジャーが放映されている。我が眷属は赤いものが好きなのだ…
星野源という人を「歌がへただ」とおもう人もいるかもしれない。そう思うのはミスチルの桜井やアイコのことを「歌がへただ」とおもう人が一定数いるからであって、ではなぜ、この人たちのことを「歌がへただ」とおもうか、というと、おそらくそうおもう人は…
十一月十一日。土曜。晴れ。桃色のグラデーションが空色とまじわる朝、そしてツイッターで「ベースの日やで」とさかんに手持ちの低音弦楽器を晒しまわす朝だった。 その午前。妻が労働により不在。三十一歳の霊長類が借金で売買契約をした陋屋で、その息子た…
// 人間のくずとして生まれて幾星霜。軽蔑され、嘲弄され、野良犬のような生活をつづけてきた。でもかなしくなんかないもん。だって、ときおり芸術的なものを生み出せることに気がついたから。今朝もそうだった。完璧なうんこが出たのである。 「完璧」とい…
あっちのブログを間違えて公開してしまい、購読ブログにあがってしまったので急遽こちらで書いたブログを本ブログにアップしたのだが、こちらで一度あげてしまった内容なので、こんだぁこっちが上がってしまって、じゃぁこっちにもなにか書かんとナァとおも…
過日。動物の観察がしたい、と息子がもうすのでアフリカにいこうとおもったがカネがないので断念した。代替案として上野動物園にいった。 ちなみに息子の数少ない語彙のなかでは「上のどうぶつえん」であり、「下のどうぶつえん」も存在するらしい。きっと「…
// あるいは、と文頭へ唐突に接続詞をもってくると、なんだかかっこよいですよね。ってゆうか、日本皇国にうまれおちた僕た私たちはやはり四季を感じていたいナァなんて思う。 そうしたわけで季節を感じる。秋。やはり秋というのは感傷的なきぶんに陥りやす…
// 昨晩。息子がめっちゃ寝ゲロした。吐瀉物の大洪水だった。原因は風邪、による通院、による帰宅の遅延、による夕飯の遷延アンド咳とからまる痰、だと思われる。ふとんのシーツをとりかえ、洗濯をおこなった。それは深更にまでおよんだ。 寝ゲロはきけんだ…
// 土曜。ハロウィンの会合を開催しよう、という算段になっていた。近所の子どもをたちを親同伴で近隣の邸宅に召集させるものだった。しかし私は欠席した。子と細君のみで行ってもらった。なぜか。かんぜんに悪い風邪をこじらせたのである。 いやー、死ぬか…
// うわ! タイトルの語感めっちゃよくない? ってストラトの音がわかる人でなければこの八識に愁訴する感覚はわからないかもしれないけど、ストラトの寂しげな硬質の音が、とても秋風にマッチする。ストラトもってないけど。 自転車のペダルをこいで保育園…
// 刃のような人生の苦しみからのがれるために、俺は酒をのんでいる。毎日微醺を帯びて眠りにつくのだけれど、昨晩はそうしなかった。 夜。秋の冷たくて鋭い空気に鼻がいたくなった。そうして帰路についていると、どうやら身体が重い。世界機関による新兵器…
// 過日。客先から仕事についての連絡があった。事前に打ち合わせたものの再確認のための電子連絡であった。 しかし、それの様子がどうもおかしい。客先の電子連絡には、打ち合わせたものとはまったくちがったないようの、客先にとって完全に都合の好いもの…
// 過日。土曜。午前九時。われわれ一家は保育園にいた。われわれだけではない。その保育園にかようほとんどの家庭がそこにいた。保育園の開催する運動会だったのである。 運動神経がわるい。という文句がある。おもに運動能力の出来不出来をさししめす言葉…
// なんで二個もブログやってんの? っておもうじゃん。正直に言おう。俺はこわくなっちまったんだ。だって読者様四百人以上いるんですぜ? 更新するとアナリティクスぐーんってあがるんですよ。こわいじゃん。ふつうに考えて。 だからあまりくだらないこと…
// ぼかぁね、こうしていきてるだけで、しあわせなんだぁ。 はは。そんなこと言ってみたい。しかし、所詮この世は寸善尺魔。生きることはじごくですよ。どうです? みなさん、しあわせですか? 大見得きって「ぼかぁ、しあわせだなぁ」なんて言える人がいな…