そしてブルーズへの回帰

「まだロックが好き」のつづき

おれんなかの魂にぃ

トマト公園。ははっ。意味深な名詞で文頭をかざってしまった。こういうのっていいでしょ? いいかんじでしょ? なんかそれっぽいこと言ってるかんじするでしょ? 小手先の文章術。それは体言止め。

息子と庭先で遊んでいると、同年代の女児がやってきた。よんどころない事情によって共同遊戯にいたり、トマト公園に行った。すべり台のうえに巨大なトマトが栽培されている。

その娘はイヤイヤ期の最盛期だったようで、なんでもかんでもイヤイヤだった。彼女の母親は終始憤然としていた。まーそうゆー時期もあるよねーってな具合だった。息子はそんな彼女のイヤイヤに触れ、周章狼狽していた。昼はコンビニ。晩は幸楽苑。記憶がないのでたぶん午睡した。ラー油を崇めた。

これぞ日曜日! みたいな晴れ方をしやがるので行楽に参った。ラーを崇めた。場所は上野。国立科学博物館。息子が恐竜がみたいんよ、なんつーもんでね。骨、骨、骨。たのしかった。午後は作成。ワトコオイルが余っているし、ディアウォールを設置したので棚を作っている。それをやった。料理も。

ウィルコを聴いた。ファーストとセカンド。くそいい。おれはいまウィルコみたいなバンドがやりてぇ。とくにファーストのカントリーチックな、でも風速はオルタナロックのそれで、ざらつく表面にはなんだか切迫する限界ギリギリの粒子がこびりついているような音楽。アコギがほしい。人相的にマーチンよりギブソンヅラしてる。

中断していたメンタリストを見ている。妻と一緒にたのしいな。さいきん呂律がまわらない。というか調子が悪い。かくじつに酒を飲んじゃあいないのが要因であって、ぼくはもう駄目かもしれません。ねっとりとした重たい闇のなかで修行中。

ちょっとテーマをいい感じのやつにチャンゲした。チャンゲ。誤字ちゃうで。このテーマは段落の冒頭を一マス、これ勝手にあけてくれるのね。だから空白がおおかったのね。よくテーマを変更するのはおれが飽き性だからです。

どうするスタンスミス。自発的錯誤。おれはもう、他人に優しくする、なんていう己を善人にみせかけようとする愚昧なことはしないようにします。すべてはこの惑星のために。衒示的パラノイア。ジークジオン。さらば青春。きみは遠い遠い思い出ぇのなか。って歌うハスキングビー。