そしてブルーズへの回帰

「まだロックが好き」のつづき

あまりにも当たり前すぎて知るまでもない

 

土曜日。息子とふたりきり。曇りの予報。けれども晴天。これはまいった。プールを出せばよかった。せっかく購入したビニールプールも、物置に眠っている。太陽のうそつき。雨ばかりの冷夏で、まったくつまらない夏だった。あたりまえのように過ぎ行く季節の意味を知った。それでも自転車に空気を容れた。水鉄砲を放った。人間には空気が必要だと思った。

午睡爆睡きがつけば夕刻。妻の帰宅。食事はピザにした。土地の者に利用されているファミリーレストラン然としている食事処である。自家製のパスタがうまい。あとピザは配給制度の食べ放題なのだが、食べ放題のピザってしょぼいじゃん。具とか皆無じゃん。チーズなんてほぼなくてピザソースでぎりぎりピザの体裁を整えているような。そんな小麦粉練ったようなものじゃん。あかんよね。

でもここは具もしっかりしているし、チーズも舌を巻くほどに盛大だ。3,4枚食うだけで満腹中枢が刺激されてしまう。なんといっても石釜で焼いているという手間を賞賛したい。あとドリンクバーもくそうまい。とくにジュース類がしぼりたてなのでクソうまい。やばい。あ、やばい。夜半は息子と相撲をとった。楽しかった。

日曜。朝から出立。日高屋発祥の地。サイボクハムという畜産加工業者。生きている豚と死んでいる豚を見た。死んでいるほうを食った。うまかった。詳しく書きたいが写真も少ない。みんなどうやって写真とってんねん。

またもや午睡爆睡きがつけば夕刻。食事の支度。たくさんソーセージを購入したのでうれしい。その他豚の筋肉や臓腑を為替と交換した。臓腑はトマト煮にした。うまかった。酒のあてにしようと画策したが、断念した。なぜなら頃日、細君とウォーキングデッドという死人が生者を強襲する映像作品を見ているからである。気色の好いものではない。ちなみに息子はよくサマーウォーズを見ている。たぶん理解はしていない。

そして月曜。