そしてブルーズへの回帰

「まだロックが好き」のつづき

定期的に到来する「シャチ」に対する絶対的なあこがれ

 

まぁシャチがヤバイ。なにがやばいってこんなに男子を魅了する。って俺は男子なのか。と疑問符をつけたくなるが、きっと心はずっと男子。身体は31のおっさん。さいきん鼻毛が白い。で、まぁきほん男子はシャチが好き。ロボとか恐竜とかウルトラマンのカテゴリーに入っている。まぁヤバイ。

 

ヤバさの指標はいくらでもある。あいつら無限にかっこいい。なんてったて強い。この地球上の7割を占める大海原で最強。ということは地球で最強ということになる。

 

最強。この響きが男子の劣情を煽る。使い方がなんとなく違うけど。最強ってのがシャチの全てを首肯させる。男子にとって「最強」とか「無双」みたいなのは「巨乳」と一緒。最も強いが最強。双と無いが無双。巨いなる乳が巨乳。一緒。最強だからその艶々な表皮だったり、フォルムだったり、白い文様とかかっけーってなる。巨乳だったらそれだけでもう女性としての意味を持ってしまう。同衾したくなる。劣情を煽る。この使い方が正しい。

 

またこの強さが単純に膂力ってのもいい。毒とかそういう姑息な手段ではなく、その骨格とか筋力とか櫛比する牙とかで奪命する。かっこいい。ちなみに鮫とか雑魚。シャチの哺乳類としてのあの骨格はヤバイ。恐竜だよな、あれ。

 

シャチは姑息じゃない、とか書いたけど、じっさいシャチはすげぇ頭のいい奴。獲物を罠にかけて牙を振るう。弱いものしかいないこの海で。数頭つれだってチームで囲う。なんで頭のいい奴って、こう卑劣な手段を講じたりすんのかね。それが100パーセント任務を遂行する力なのかね。

 

逆に幽白の桑原みたいな馬鹿正直な奴は「卑怯な手段をつかう奴に正々堂々と勝つから男はかっこいいんだ」とか言う。いやかっこよすぎ。桑原まじで好き。ほんとシャチより好き。男ってそういうもん。