そしてブルーズへの回帰

「まだロックが好き」のつづき

海外ドラマ「ミニマリスト」を観た感想

 

海外ドラマの「ミニマリスト」を観た。

あまり有名ではないと思われるが本国アメリカではあの「愉快なシーバー家」を凌駕する勢いだそうだ。その感想を申し上げたい。

その前にドラマ「ミニマリスト」がどのような概要なのかを説明する必要があるかもしれない。

ミニマリスト」は主人公であるクリストファー・トモユキ・ペパロニペルパルが、とある捜査一課にやってくるところから始まる。

この捜査一課というのは新設された精鋭組織であり、難解な兇悪事件を解決するためのものである。

そこにコンサルタントとしてやってきたクリスは事件現場にある遺留品を次々と断捨離。

しかし結果、最終的に残った物が決定的な証拠物件になり迷宮入りしそうな事件をぽんぽんと解決していくのである。

実はこのクリス、もともとはプロの仏教家をしていた。東洋独特のスピリチュアルな観点から、悩める子羊たちの懊悩を解決していった。

そのときによくやっていたのが家の調度品、家財道具を一瞥して、その人物がどのような人生を歩んできたか、またはどのような心理状態にあるのかを言い当てることだった。それが見事に的中し、クリスの人生相談を受けた人々はクリスを妄信し、クリスの進言を受け入れ、クリスに御中元を送り、さまざまな物品を断捨離し、人生を薔薇色に変えていったという。

そんなクリスは一躍有名になった。テレビにも出演し、本を出せばベストセラー、ブログも一日20億PVを達成していたという。そんな彼に悲劇が…。

コレクションとして大事にしていた盆栽が何ものかの手によって、ことごとく破壊されてしまったのだ。

打ちひしがれるクリス。現場に残された「ゆもち」という不可解な血文字。これは連続器物破損犯「ゆもち」の残すマークである。奴は破壊行動のさい、よく自分の身体を誤って負傷させてしまうので、その血で文字を書いて残すという不気味な習性がある。

そしてクリスは立ち上がる。私がこの手で「ゆもち」を逮捕する。そんな決意を胸に秘めて…。こうしてクリスは捜査一課に入ったのだった。

という物語なんですけど、まさかシーズン20まであるとは思わなかったです。でも一話一話が5分という短絡な物語なのですいすい観てしまいました。まさか「ゆもち」が亡くなったと思っていたクリスの…おっと、これはネタバレになってしまいますね。

感想はめちゃくちゃつまらないドラマでした。っていうかそんなドラマあるんですか?私は最近、妻と「メンタリスト」という海外ドラマを観ています。こっちはめちゃおもしろいです。さようなら。