そしてブルーズへの回帰

「まだロックが好き」のつづき

ぽんこつ太郎

 

 

土曜や日曜のことを記載しようかな、と思い立ってはみたが、どうも筆(まぁキーボードだが)が進まない。なぜだろうか、と思案してみると、まったくもってなにもない土日であったことから、このような惰性的な日記になってしまっているのだろう。と、そう思っている。

 

なにもなかった。とはこれもまた珍妙なる言い分であるなぁ。まるで、飲み会の最中「ちょっと抜け出さない?」なんつって新宿の夜に消えた男女。後日「あのあとどうしたの?」と問うてみると、「いや、なにもなかったよ」って感じで、なにもないわけないのである。

 

なにもなかった。いや、朝の目覚めがよかったとか、調理したメシがうまかったとか、購買に出かけたとか、血のつながりのある子どもと一緒に公園に遊びにいったとか、もろもろあるはず。生命を謳歌していれば一日のうちに、なにもなかった、なんてことはないのである。

 

実際、上記のような事柄が私の人生の一部として大脳皮質に格納されている。とても楽しかった土曜日曜である。だがしかし、これまたブログに書くことなのか、と問われれば、もうぜんぜん書くようなこっちゃないし、だからと言ってブログなんだからそういった日常がにおうような記事も書きたいな、なんて思うわけであって葛藤というものなのである。

 

なにもなかった。そう言い切ってしまうのはブログ、日記に書くことを前提とした発言であり、もはや私も立派にブロガーぶっちゃっている、ってことなのかしら。いやだなぁ。