そしてブルーズへの回帰

「まだロックが好き」のつづき

カーズのケーキ

 息子が、来る西暦二〇十七年、十月十三日金曜日、先勝をもって三歳となる。よってかれのプレゼントを用意しようと謀っている。

 息子に、なにがほしい? と聴聞したところ、ディズニーキャラクテルのミニーマウス、デイジーダックの名を冠している淡い桃色を基調としたデュプロブロックがほしい! と言っていた。私は伸吟。なぜならば。

 息子にはもちろん、息子というくらいだから、小さいけれど、きちんとしたちんぽこが付いている。その淡い桃色を基調としたデュプロブロックは、こういったことを言うと性差別だ! とお怒りの声をいただくかもしれないが、女の子用だとすいさつできる。

 だから、できればもっと男の子然とした、はっきりとした色合いの「くるま、トラックセット」みたいなものを選んでほしいなぁ、なんて思ったりしている。息子はくるまが大好きなので。

 また、そのミニーマウスとデイジーダックのデュプロセットは、そのミニーマウスとデイジーダックのお店屋さんを作成するものであって、汎用性がない。知育という単語はおとなの思惑に踊らされているようで厭悪しているが、ブロックというのは、想像力がトレーニングできるものだとおもっている。つまり、汎用性の高いたんじゅんな形状のブロックならば、それを車にみたてたり、飛行機にしたり、建築物にすることも可能である。だからミニーマウスと(略)は汎用性がないからやめたほうがいいのでは? と思ったが、まぁ本人が欲しいならそれでもいっか。とおもった。

 ケーキを注文せねばなるまい。とおもったのは、かくなるキャラクテルをバタークリームで描いてくれる洋菓子屋があるのだが、もちろんそれは予約制であって、事前に模写する資料を持参して呉れ、と注意事項にかいてあったからである。

 だから私と妻、息子は自動車に身体を入れた。私はステアリングを握りガスペダルをふみつけて運転した。狭い市道の路傍にある洋菓子屋だった。息子はカーズというディズニーのキャラクテルの惑溺しているので、それをたのんだ。

 洋菓子屋にいって注文だけする。なんて無粋なのだろう。そうおもったのでケーキを三つ購入して帰った。

 我が家はこういったとき、ちょっと特殊なのだろうか。三つ買うし、それぞれに分配するのだが、ほとんど全部を三等分して食う。中華のように皿を回して食う。だってそのほうがいろいろ食べれんじゃん、というた画期的なアイデアから生まれたものである。さいきんのケーキはあれですね。ほとんどが長方形なのですね。

 当日はなにをたべようか。食うことばかりに拘泥している。息子がだいすきな鶏肉のハンバーグは今週大量に作り置きした。先週は手羽中をフライしたのだが、それも息子が好きなので、それにしようかな、とおもっている。君に幸あれ。