モノでもんで
因果なもので。ことばは変化していく。さいきん気になるのは 「~なもんで」ということばである。
この日記の冒頭にも記載しているが、原因を指し示すことば。「~なもので」の撥音便化。そんで「~なもんで」これが猛威をふるっている。「そんで」も撥音便化ですね。
文体の口語化でしょうか。ブログはカチカチの文語体より口語体のほうが読みやすいですからね。ってこの最後の「ね」も同調を促す口語体。ありゃまぁ。
そいで、この「~なもんで」がたいへんなスピードで感染しているもので、逆に私はさいきんこの「~なもんで」を使いたくなくなってしまった。みんなとおんなじに書くことに抵抗が発生している。
そげな感覚に陥ってくると次は「~である」っていうのも使いにくい。断定の「である」。
私もようやく文体が安定してきた、というか読みにくい書き方をしているとおもうが、でもオリジナリティにはかえらんねぇやってことで、こんな感じで書いてます。が、この「~である」が使えないとなると、ちと障害。ハードル。
でもでも思うことは、やはり時代の潮流に身をまかせ、みんなと同じようにやらねぇと異分子あつかいをされ村八分。これは避けたい。みんなと仲良くしたい。ちやほやされたい。相互ブクマしたい。新着エントリーが失脚してしまったのでブクマであがらないと私の日記はみつけてもらえない。さみしい。
そんなこんななもんで、けっきょくこうやって渦中のことばを使用していくのである。